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毛糸のカービィ

子供が生まれて数ヶ月、一番忙しい時期なのに、やっぱり買ってしまった「毛糸のカービィ」。

たまに一緒にゲームをしていた嫁(現在お母さん)は、最近はなかなか時間がとれず、ゲームをすることもなくなった。元気な子供は、夜は思いっきり寝るのに、昼間は思いっきり起きていて夜更かし。まだ2ヶ月ちょいだからしょうがないけど、早く夜9時頃に寝るようなぐらいになるか、Wiiのコントローラーが握れるようになってほしい。 「毛糸のカービィ」は後者の方が強いかな。

その名のごとく、毛糸になったカービィ、私はカービィシリーズは今までプレイしたことがなかったので、これが初めて。布やボタンやファスナーや糸の世界、材質のリアルな感じは徹底されている。アナログテレビで見ると、昔子供向け番組でよくあった、糸とかボタンで顔を作ってコマ撮りしていたアニメーション、あの世界だ。

ジャンプはとてもふわっとした感じ、重力がちょっと弱い。糸だからか。軽い感じ。でも、「糸だったらこんな感じだろうなー」と思わせる重力感。また、いろんなものに最初から変身できる。ジャンプ中に再度ジャンプボタンを押しっぱなしにすれば、パラシュートに変身してふわふわ落下。楽しい。

毛糸のカービィ」のステージルールは、とにかくビーズ?を集めること。敵に当たると衝撃で持っているビーズを周囲にばらまいてしまう。すぐに集めるとある程度は回復できるけど、しばらく掘っておくと消えちゃいます。なるだけ敵に当たらずに、連続してビーズを手に入れるといいみたいです。最初説明書を見ないでやっていたので、そのあたりを全く知らずにやっていました。でも画面内のキャラクターの動きがおもしろいのでやってて楽しい。

毛糸のカービィ」 の大きな特徴の1つが、2人で同時に楽しめること。1コンがピンクのカービィ、2コンがカービィもどきの青いの(名前忘れた)を操作する。操作方法はほとんど一緒。糸なのに重ならない。上に乗って運んでもらったり、放り投げられたり、「マリオWii」のような感じだろうか、ま、二人できゃっきゃきゃっきゃ言いながら楽しめるたぐいです。

うちも発売日当日、たまたま買ってきた日は子供が早く就寝して、ちょっと嫁の手も開いたので、一緒に2人プレイをやってみましたが、すんなり入り込んで楽しんでいました。嫁は謎を解くのが好きなスタンスなんで、いろいろ考えながら楽しんでいたようです。マリオWiiのように、二匹の距離が離れたら、画面が広がるのではなく、カービィが優先されて画面がスクロールします。画面から外れた青いカービィもどき(名前調べろよ<自分)は、ぱたぱた何かに運ばれてふわふわと現れます。マリオWiiのシャボン玉と同じです。

ステージに入るたびに、一人か二人か聞かれます。また、ステージで遊んでいる最中も、途中から二人目が入ることだってできます。ゲームオーバーってどうやったらなるの?おそらくないんじゃないのかな。だから片方が居なくなって見てるだけ、なんてこともない。これはとってもうれしい仕様だと思う。ずーっと最初から最後まで二人で遊べる、これはいいことです。

まだ2つのワールドしか進んでいませんが、やはり子育てが優先なので、仕方がない。でもゆっくりゆっくり少しずつ楽しんでいけるゲームだと思う。 嫁も子供も寝ているときに一人で遊んで、嫁の機嫌がよければ一緒に遊んで、そしてゆくゆくは子供と遊びたい、遊びたい!と思わせるゲームです。親と子(特にアクションゲームがあまり得意ではない女の子)が遊ぶととっても盛り上がるはず。カービィは子供に譲ってあげてください。

NewスーパーマリオブラザーズWii

発売4日間で100万本弱販売されたと言われる「ニュー・スーパーマリオブラザーズ・Wii」ですが、私もAmazonで購入して、発売日から3日後に入手しましたので、100万本弱の中の1本を所持していることになります。ジャンプゲーム自体が久しぶりだったので、事前に初代ファミコンのスーパーマリオブラザーズをやっていたところ、土管ワープなし、残りマリオを裏技などで増やさずに、ステージ6の3ぐらいまで行くことができました。

私は最初の「スーパーマリオブラザーズ」以来、その続編(横スクロールのマリオ)はまったくやったことがありません。スーパーマリオがはやった直後にファミコンを卒業し、パソコンに行ってしまったためです。DSは持っているのですが、DSの「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」は購入していません。なぜかあまり魅力を感じませんでした。でっかいマリオは魅力的だったのですが、なぜだろう?

ということで、横スクロールのスーパーマリオ経験は、初代以来2作品目が本作品という、おそらく非常にまれな人種になります。

では何で今回のWiiスーパーマリオを購入しようとしたかというと、「複数人数で同時に遊べる」という新しいところがあったので、新しいもの好きの私は、簡単に手が伸びてしまいました。(そういえば今年の漢字は「新」だそうで、なんだか複雑な気持ちです・・・)

まず、ひとりで遊んでみた感想を一言で言うなら「難しい」です。8ワールドあって各10ステージ弱あるのですが、すぐにワールド2の1でめげそうになりました。ジャンプの感覚などを慣れていないのもあって、最初はどうも難しい(もちろん数回遊んでいると慣れますが)。さすがにワールド1でお手本プレイは出していませんが、ワールド2の1でお手本プレイを使わざるを得なくなり、とても悲しくなりました。本当にエンディングを見られるのか、心配になってきました。

お手本プレイってのは、同じステージで8回ミスをして最後まで走破できないときに、クリアできるプレイの様子をルイージでデモンストレーションして見せてくれるものです。これはコンピュータが操作しているものではなく、実際に開発者がプレイをしているものを記録したものなのですが、ボス戦まですべて見ることができます。さらにおもしろいのは、お手本プレイを見た後に、「先に進む」を選ぶと、そのステージをクリアせずとも、ゲーム自体は先に進むことができます。よってステージを完全にクリアできなくても、エンディングも見ることができる(ハズ)のです。

通常、感想などはエンディングを見てから書くものですが、そういう私は、実はまだエンディングを見ていません。 現在ステージ8の5あたりで試行錯誤しています。お手本プレイでクリアしたことにしてスキップしたステージは今のところありません。スターコインなんて無視して、なんとか駆け込んでクリアしていっています。何度もお手本プレイを見ました。私が何度も失敗しても、お手本プレイを見ると、なんだか簡単そうに(後半はそうも言っていられない)ひょいひょいとクリアしていくので、できる気がする、という感じがして、ついつい自分でクリアしようと何度もまた再挑戦してしまいます。

謎解き(というかスターコイン探し?)もそこそこあったり、敵キャラクターなども豊富で、またプレイキャラクターのリアクションも豊富なので、人がプレイしているのを見るのは楽しいです。スーパーマリオギャラクシーほどではないですが、残りマリオの数も比較的ゆるやかですし(私は裏技とか使っていないにもかかわらず、ステージ2の途中で残りマリオが40人ぐらいいました) 、だからマリオがお亡くなりになってもそこまでピリピリしないので、ミスしても笑えるのではないかと思います。

このゲームの新しい「複数でのマルチプレイ」の感想です。相方と2人でコインバトルを遊んでみましたが、自然と笑みがこぼれます。楽しいです。本当に「マリオブラザーズ」そのものです。協力することもできれば、蹴落とすこともできます。ヨッシーで他のプレイヤーを食べることもできます。小さい頃マリオブラザーズの2人プレイがおもしろかったなという感想をお持ちの方(自然と30代後半という年齢層になると思いますが)は、理解していただけると思います。 プレイヤーが小さくなるので、たとえ2人でも40型以上の大画面で遊ばないといけないでしょう。

マップ画面ではいつでもプレイ人数を変更できるのもいいです。全ステージを最初からマルチプレイで最後までストレス無く行くのは結構大変だと思います。エンディングを見る目的での冒険は1人で黙々と行ったほうがいいと思います。コインバトルやフリープレイなど、1ステージだけをさらっと行ってわいわいやるのは結構楽しいです。

全体的に、私が感じた難点は、「制限時間が短いのでは?」ということです。DSスーパーマリオより難易度が上がっているので、私の場合、タイミングを見たり躊躇したり謎解きしたりしていると、あっというまにタイマーが100を切ります。まぁ何回もステージはやりなおせるので、それはそれでいいのですが、もう少し時間の余裕があったらよかったのにな、と下手な私は思いました。

あと、キノピオを救出するイベントがあるのですが、リモコンの1ボタンを押しっぱなしで移動やジャンプをしなければならないのが結構辛いです。Wiiリモコンの1、2のボタンがファミコンのA、Bボタンより小さいからかな、とも思うのですが、ま、これは私が下手だからでしょう。

もうステージ8の6ですが、でもエンディングはまだ遠そうです。 またいままでのゲームを見てみると、エンディングを見られたあともさらに長そうで、我が家のWiiではけっこう長く遊ばれるソフトになるのかな?と思います。

ちなみに我が家のDSソフトで一番寿命が長いのは「立体ピクロス」です。