日別アーカイブ: 2010年10月15日

毛糸のカービィ

子供が生まれて数ヶ月、一番忙しい時期なのに、やっぱり買ってしまった「毛糸のカービィ」。

たまに一緒にゲームをしていた嫁(現在お母さん)は、最近はなかなか時間がとれず、ゲームをすることもなくなった。元気な子供は、夜は思いっきり寝るのに、昼間は思いっきり起きていて夜更かし。まだ2ヶ月ちょいだからしょうがないけど、早く夜9時頃に寝るようなぐらいになるか、Wiiのコントローラーが握れるようになってほしい。 「毛糸のカービィ」は後者の方が強いかな。

その名のごとく、毛糸になったカービィ、私はカービィシリーズは今までプレイしたことがなかったので、これが初めて。布やボタンやファスナーや糸の世界、材質のリアルな感じは徹底されている。アナログテレビで見ると、昔子供向け番組でよくあった、糸とかボタンで顔を作ってコマ撮りしていたアニメーション、あの世界だ。

ジャンプはとてもふわっとした感じ、重力がちょっと弱い。糸だからか。軽い感じ。でも、「糸だったらこんな感じだろうなー」と思わせる重力感。また、いろんなものに最初から変身できる。ジャンプ中に再度ジャンプボタンを押しっぱなしにすれば、パラシュートに変身してふわふわ落下。楽しい。

毛糸のカービィ」のステージルールは、とにかくビーズ?を集めること。敵に当たると衝撃で持っているビーズを周囲にばらまいてしまう。すぐに集めるとある程度は回復できるけど、しばらく掘っておくと消えちゃいます。なるだけ敵に当たらずに、連続してビーズを手に入れるといいみたいです。最初説明書を見ないでやっていたので、そのあたりを全く知らずにやっていました。でも画面内のキャラクターの動きがおもしろいのでやってて楽しい。

毛糸のカービィ」 の大きな特徴の1つが、2人で同時に楽しめること。1コンがピンクのカービィ、2コンがカービィもどきの青いの(名前忘れた)を操作する。操作方法はほとんど一緒。糸なのに重ならない。上に乗って運んでもらったり、放り投げられたり、「マリオWii」のような感じだろうか、ま、二人できゃっきゃきゃっきゃ言いながら楽しめるたぐいです。

うちも発売日当日、たまたま買ってきた日は子供が早く就寝して、ちょっと嫁の手も開いたので、一緒に2人プレイをやってみましたが、すんなり入り込んで楽しんでいました。嫁は謎を解くのが好きなスタンスなんで、いろいろ考えながら楽しんでいたようです。マリオWiiのように、二匹の距離が離れたら、画面が広がるのではなく、カービィが優先されて画面がスクロールします。画面から外れた青いカービィもどき(名前調べろよ<自分)は、ぱたぱた何かに運ばれてふわふわと現れます。マリオWiiのシャボン玉と同じです。

ステージに入るたびに、一人か二人か聞かれます。また、ステージで遊んでいる最中も、途中から二人目が入ることだってできます。ゲームオーバーってどうやったらなるの?おそらくないんじゃないのかな。だから片方が居なくなって見てるだけ、なんてこともない。これはとってもうれしい仕様だと思う。ずーっと最初から最後まで二人で遊べる、これはいいことです。

まだ2つのワールドしか進んでいませんが、やはり子育てが優先なので、仕方がない。でもゆっくりゆっくり少しずつ楽しんでいけるゲームだと思う。 嫁も子供も寝ているときに一人で遊んで、嫁の機嫌がよければ一緒に遊んで、そしてゆくゆくは子供と遊びたい、遊びたい!と思わせるゲームです。親と子(特にアクションゲームがあまり得意ではない女の子)が遊ぶととっても盛り上がるはず。カービィは子供に譲ってあげてください。