ASUSのEee Pad TF101は、無線LANのみで、WiMAXなどのWANは入っていません。よって、回線を確保するため、ソフトバンクのウルトラモバイルを契約しました。
決め手はうちの実家(NTTの光が引かれていにぐらいの田舎)と嫁さんの実家(嫁は都会というが、都会近辺の田舎)の両方が使用可能エリアに入っていたことです。エリアに入っているって書いてあるものの、本当につながるのか心配で、お盆の帰省時に持って帰ってつないでみたところ、家の奥でもアンテナ3本で一安心。ひととおりウェブができたらよかったので、まずはOK。
速度は、今のところ利用者がまだ少ないのか、5~6Mぐらいの速度が確保できています。遅い光回線、ぐらいの感覚でしょうか。というかモバイルでは贅沢な速度だと思います。よい環境です。
ウルトラモバイルの端末「007Z」には、他の端末もつながるので、私は会社のノートパソコンと、3DSを登録して使えるようにしています。充電はあまりもちません。なので、長時間使うときは、TF101のキーボードのUSBに007Zをつないで、007ZのサブバッテリーとしてTF101のキーボードバッテリーを使っています。これだと007Zの電池切れを気にせず使い続けられます。しかし、TF101のUSBコネクタは、キーボード側の充電がされていたとしても、キーボード単独からでは給電されないようでした。USBから給電する場合は、ドッキングした状態でないとだめなようです。
ここからは悪いところ。
ウルトラモバイルの最大の弱点は、一部では詐欺との意見も出ているようですが、動画関連が壊滅的です。CMでは動画をさくさく見ているような映像がありますが、実際のところ、Youtubeの動画ほとんどスムーズに見られません。ニコニコ動画は見たことがないですけど、Twitterとかを見てると、同じようですね。007Zは、ソフトバンク網と、Eモバイル網を切り替えて使うことができるのですが、Eモバイル網に切り替えれば、YouTubeも快適に見ることができます。私は通勤圏内がすべてEモバイル網のエリアなので、このところずっとEモバイル網で使っています。実家に帰ったときだけソフトバンク網を使う、という使い方になりつつあります・・・
あと007zは、操作性が悪い。電源ボタンを長押しすると電源が切れてくれるのですが、時々なかなか切れないことがあります。また、さきほど書いたメインエリアとサブエリアのエリア切り替えも端末単独では難しく、Windowsのブラウザで設定を変える等しなければなりません。幸いAndroid端末には、007ZをAndroid端末から操作できるアプリケーション「007z status」がありますので、私はこれを使わせていただいています。便利です。
上記のようなクセがありますが、私にとっては田舎で高速につながるというメリットが享受できていますので、使える端末ではあります。通常WiMAXやEモバイルで事が足りている人は、そのままのほうがいいかもしれませんね。このままだとWiMAXが田舎で使えるようになると、WiMAXに乗り換えてしまうでしょうけど・・・