「ザ・テレビゲーム展」に行った

わたしが毎日見ているニュースサイトに、「ザ・テレビゲーム展~その発展を支えたイノべーション~」レポートという記事がありました。「首都圏ってこういうのが時々あるからいいよなー、うちは田舎だからなかなかないんだよなぁーなーんていう先入観をもって記事を読んでいくと、なんと開催場所は福岡の北九州というじゃないですか!これはいけなくもない距離だな、と考えて、早速行ってきました。

ザ・テレビゲーム展

朝9時から開催ということで、個人的都合で朝の9時半ごろに現地に到着。車で行ったのですが駐車場はまだ数えるほどしか駐車していませんでした。ということで早速車を止めて会場へ。

会場内は撮影禁止でしたし、展示内容は上記リンク先のほうがプロの記者さんが書いているし写真もあるのでそちらを読んでもらうのがいいのでここでは書きません。私が行ったときの状況と、個人的な感想を。

入館料500円を払って、簡単なパンフレットをもらって中に。見てまわるお客さんは私一人のようで、ほぼ貸し切り状態でした。あんまり広い展示スペースではありません。私は1つ1つの展示物を細かに眺め、掲示してある文章も読み、上映されている動画もすべて見て、約1時間弱居ることができました。子供連れでこどもがほいほい先に歩いていくと、3分ぐらいで抜けられる距離です。でも、1つ1つの展示物が濃いので、よく見ていくと充分もとがとれるものでした。

1946年にオシロスコープでピンポンのゲームをやったのがビデオゲームの始まりだとされていますが、入り口入ってすぐに実際にオシロスコープにテニスのアニメーションが表示されていて感動しました。でも確か最初のピンポンゲームは上から目線(画面の端で跳ね返る)だったのにこのゲームの画面は横から目線(地面でボールが跳ねる)だな、と思ったのですが、よくよく説明を見るとこれは1946年のそれではなく、それから12年後の1958年にオシロスコープとアナコンを組み合わせた、一般人が遊ぶことができた初めてのビデオゲームであることがわかりました。まぁそれでもオシロスコープの中に放物線上で玉がラリーされている姿、またオシロスコープ独特のあの軌跡がボールの表示にいい味を加えていました。

私が生まれてまもなく各社からテレビにつなげて何かが動くゲームが発表されていったようで、その実物が展示されています。当時のコントローラーは1個のボタンか回転式の可変抵抗(パドル)しかありませんし、ゲームはすでに本体に内蔵された数種類のものしか遊べなかったようです。お金持ちのおぼっちゃんのところに遊びに行ったりすると、こんなゲームができたんだろうなーとか当時の様子を想像しながら見ていました。

うちではまだ現役ばりばりの「ファミコン」もショーケースの中に入って展示されていました。しかし私の持っているのと違うのは、なんとボタンが四角いゴムボタンだということ!懐かしい!任天堂以外のもの、たとえばセガのSG-1000なんかは、あぁ友達のなんとか君はセガ派で、彼の家に行ったときはこれで遊んでたな~という遠い記憶が呼び起こされました。

ポータブルゲームの展示スペースで、ゲームウォッチ版「ドンキーコング」のあの記念すべき十字ボタンを、UFOキャッチャーのクレーンの停止位置を確認するかのごとく展示台の横に首をつっこんでしげしげと眺めていると、怪しい人だ、と思ったのか(?)係員とおぼしきかわいい女性の方が「どのあたりからご存じですか?」と語りかけてきてくれました。話を聞くと今の小さい子供も、結構「ゲームボーイ」ぐらいは知っているとのこと。新しいソフトは出なくても、丈夫なハードだから家にずーっとあって、永く遊ばれているのかなーということがわかりました。誰もいないからこれ幸いといろいろ話を聞きたかったのですが、かわいい女性に突然声をかけられることになれていない、しかも人見知りの私なので、何も聞けずに終わってしまいました。残念。

出口近くに、子供向けのアーケード版カードゲーム「ゲッテンカ」の試遊台が置かれていました。フリープレイになっていて、専用のカードも置かれていました。もうこんな歳だけど、誰もいないし、いい経験だからやってみるか、と思ったのですが、ちょうど筐体の遊び方の説明書きを読んでいると、あとで入館した親子連れに追いつかれてしまったので、その子供に試遊台を譲りました。また残念。

今では滅多に見ることができない、約40年前のハード(ファミコンももう27年前ですけど) を見ることができてよかった。でも私が昔遊んでいたなんの特別な物でもないあたりまえのものが、こうしてガラス越しに丁寧に展示されているのを見ると、歳を取ったなーということと同時に、過渡期のこの時代にちょうどいい遊び盛りの年齢だったことで、自分自身がこのショーケース内のいくつかをいままでに体験できたことをちょっとうれしく思うのでした。といっても今いい歳になってもあいかわらずDSやらWiiやら言っている自分が居ますけど。

過去のソフトウェアのパッケージや、実際の家庭用ゲーム機の画面、動画が無理なら写真だけでも見られたらよかったな、博物館とかでよくある展示物の写真集や豪華版のパンフレット、また同じようなテーマをあつかった書籍なども販売されていたらよかったなー、と帰りの車の中で回想していました。

3月14日まで、北九州イノベーションギャラリーで 行われています。イノベーションギャラリーは、入館は無料です。おしゃれな建物でした。もう一回ぐらいドライブがてら行こうかなと思います。

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